コロナ禍になり、お出かけしなくなった人が多いと思います。
オシャレをする機会や気分もなくなってしまった。
そう感じている人は多いと思います。
日々会社帰りの電車で、寂しい気持ちを抱えて帰宅しています。
私はレディースアパレルの会社で商品企画をしています。
今日はアパレルサラリーマンがアパレルの仕事の魅力を思いのままお話しさせていただきます。
服を通して、一人一人の魅力を輝かせることができる
私は主にレディースドレスの商品企画をしています。
男性がレディースアパレルの企画?と思うかもしれませんが、この業界では至って普通です。
またその反対も普通にあります。
企画を始めたばかりの頃は、ドレスにあまり興味がありませんでした。
ただある日久しぶりに会ったドレスアップした友人。
その瞬間いつもと違う綺麗な装いに、服(ドレス)の持つ魅力に取り憑かれていました。
服(ドレス)はこんなにも人の印象を変えことができるんだ!
もっと色んな人を素敵できる商品を作りたい!
この体験を通して、ドレスの企画にのめり込みました。
企画した商品が売れるともちろん嬉しいです。
また自分が企画した商品を着て、魅力的になって頂いている思うともっと嬉しくなります。
この仕事をやっていて良かったと感じる瞬間です。
大好きな服に向き合える
ファストファッションが市場を席巻しています。
ユニクロやGUはどこでも買えるアパレルのコンビニみたいな感覚です。
昔に比べると圧倒的にダサい人は少なくなりましたが、個性が薄くなってしまっている。
売れるデザインが飽和し、”服装の均一化”しています。
でも服はやっぱり一人一人の個性を表現する必需品だと思っています。
百貨店ブランドに衰退により、大きくアパレル業界のあり方が変わってきています。
厳しい業界だと、色んなところで報道されています。
ただ一方でECブランドは、独自の世界観を尖らせながら順調に売り上げを伸ばしています。
今のアパレル業界は、ベンチャーに近い感覚だと感じています。
いかに新しいことに挑戦できるか、変化するニーズに対応できるかが鍵になっています。
今後アパレル業界もIT化が進んで行くと思います。
ただどんなIT化が進んでもアパレルや芸術の「デザイン」や「アイディア」は、企画した人にしか表現できないと思っています。
時代の変化はどの分野でも起きます。
そこを乗り越えれば、必ずチャンスは来ます。
コロナ禍も相まってかなり厳しいですが、大好きな服に向き合えるこの仕事にやりがいを感じています。
まとめ
私はココ・シャネルが好きです。
シャネルは様々な困難を乗り越えて、今のアパレル・文化の基礎を築きました。
彼女の生き方を参考にすると、どんなにアパレル業界が厳しくても、強い意思があれば乗り越えると思わせてくれます。
私達の生活の中で、唯一毎日身につけるものは「服」です。
その服を通して、色んな人の個性を輝かせることができます。
今は厳しい業界ですが、他のどの職業に引けを足らない魅力があります。
新しい未来を作っていきたいと思うアパレル人が増えてくれたらいいなと思います。
ご覧頂きありがとうございました。